インターネット通販大手アマゾンジャパン(東京)は6日、10月までに全国11県に配送拠点を増設すると発表した。配送拠点は国内50カ所以上に拡大し、日用品など700万点以上の翌日配送が可能となる地域が広がるという。
増設するのは「デリバリーステーション(DS)」という名称の仕分け拠点。アマゾンは、注文を受けた商品を物流大手に配送してもらうほか、DSを経由して委託業者に注文者の自宅などへ届けてもらっている。11県のうち、栃木、群馬、富山、山梨、静岡、奈良、岡山の7県では初めてのDS開設となる。
拠点の増設により、DSから各戸への配送委託などで3500人以上の雇用が新たに生まれるという。