カインズ(埼玉県)は6月30日、敷地面積、延床面積ともに自社最大の物流拠点、三重県「桑名センター」の竣工を発表した。
中部・西日本エリアの店舗への配送機能と海外荷物の保管施設機能を併せ持つ、西のマザーセンターと位置づけ、輸送の効率化と店舗への商品供給のスピードを加速する。
2024年2月にTC、4月からDCの稼働開始を予定している。
新施設が稼働することにより、中部・西日本エリアの店舗に荷物を輸送する距離や時間が大幅に短縮される。
輸送距離が短くなることで、輸送時にトラックから排出されるCO2排出量の削減に貢献する。
さらに、ドライバー1人あたりの走行距離が短くなる2024年問題への取り組みにもつなげたい考えだ。
■カインズ 桑名センター
所在地:三重県桑名市多度町
交通:東名阪自動車道「桑名」IC約7.5km/「桑名東」IC約7km
敷地面積:6万7866.86m2
延床面積:9万3627.13m2
トラックバース:139台
駐車場:312台
着工:2022年4月15日
竣工:2023年6月30日
引受日:2023年6月30日
稼働日:Transfer Center(商品の在庫を持たず、納入された商品を仕分けて配送を行う)2024年2月
Distribution Center(在庫を保管し、受注に応じて出荷する)2024年4月