米ホーム・デポ、通期予想据え置き=一段の業績下振れ見込まず

時事通信社
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ホームデポ
2024年1月期通期の業績について、売上高を2~5%減、希薄化後の1株当たり利益を7~13%減と、それぞれ従来予想のまま据え置いたと発表した。(i-stock/phillyskater)

 【ニューヨーク時事】米住宅改装用品小売り大手ホーム・デポは13日、2024年1月期通期の業績について、売上高を2~5%減、希薄化後の1株当たり利益を7~13%減と、それぞれ従来予想のまま据え置いたと発表した。5月16日の決算発表時に下方修正していたが、現時点でさらなる業績悪化は見込まれていない。

 また、リチャード・マクファイル最高財務責任者(CFO)は「ホームセンター市場が安定を取り戻せば、過去と同様の売上高の伸びを予想する」と説明。今後の「市場安定基本シナリオ」として売上高が年3~4%増、希薄化後の1株当たり利益成長率を1桁台半ばから後半と予測した上で、成長加速もあり得ると指摘した。

 デッカー最高経営責任者(CEO)は「われわれはホームセンターで世界最大手であり、現在の市場シェアは比較的小さく、目の前に大きな(成長の)チャンスがある」と強調した。

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