【シリコンバレー時事】米インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムが2日発表した2022年10~12月期決算は、売上高が前年同期比9%増の1492億0400万ドル(約19兆1900億円)だった。北米での売り上げが13%伸びたことがけん引し、市場予想を上回る結果となった。
純利益は、投資先の新興電気自動車(EV)企業リビアン・オートモーティブの株式評価損失を計上し、98%減の2億7800万ドルだった。調整後の1株当たりの純利益は、0.03ドルで市場予想を下回った。
事業別の売上高では、ネット通販が2%減。外部出品者から得る手数料収入が20%伸びた。注力分野のクラウド事業は20%増えた。
◇アマゾン(AMZN)の決算の概要
22年10~12月期 市場予想 前年同期
売上高 149,204 145,420 137,412
純利益 278 ― 14,323
調整後1株利益 0.03 0.17 1.39
(売上高と純利益は100万ドル、1株利益はドル)