１２月のユーロ圏消費者物価、９．２％上昇＝２カ月連続で鈍化

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　【ロンドン時事】欧州連合（ＥＵ）統計局が６日発表した２０２２年１２月のユーロ圏消費者物価指数（速報値）は、前年同月比９．２％上昇した。ロシアのウクライナ侵攻に伴うエネルギー価格の高騰が一服し、伸び率は２カ月連続で鈍化した。

　品目別の上昇率は、エネルギーが２５．７％と前月（３４．９％）から鈍化。一方、食料・アルコール・たばこは１３．８％と前月（１３．６％）から小幅に加速した。

　変動の激しい食料やエネルギーを除いたコア指数の上昇率は、５．２％（前月５．０％）となった。