三井不動産は11月17日、千葉県船橋市のJR南船橋駅南口の駅前で新たな商業施設の工事に着工したと発表した。食品スーパーや飲食店、診療所など日常生活に便利な約40店のテナントを揃え、2023年冬の開業を予定する。
船橋市が実施した「JR南船橋市南口市有地活用事業」の公募で、三井不動産が選定された。にぎわいの創出や回遊性の向上を目的としており、敷地内にはイベントも実施できる約5000㎡の屋外広場を整備する。
南船橋駅北口には三井不動産が運営する「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY」があり、南口ではプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツふなばし」がホームアリーナとして利用する「LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ)」を建設中だ。三井不動産では既存施設と新施設の回遊や連携を図ることで、南船橋エリア全体の魅力を高めていく。
今回着工した「南船橋駅前商業施設計画(仮称)」の敷地面積は1万6740㎡で、店舗面積は約8200㎡。約10台の駐車場を整備する。