H2O、千里阪急と商業施設セルシーを一体再開発、10万平方メートル規模

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 エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは2月28日、大阪府豊中市の千里中央駅前にある「千里阪急」と商業施設「セルシー」を一体的に再開発することを検討すると発表した。

 千里中央地区では、官民共同での再開発が協議されており、同日、豊中市が基本計画の中間とりまとめを公表した。この基本計画に沿って、H2Oは延床面積10万平方メートル規模の商業施設の開発を目指す。施設の詳細については、今後検討を進める。

 H2O傘下の阪急阪神百貨店が運営する千里阪急は1970年開業で、延床面積は約2万600平方メートル。ダイエーなどが出店するセルシーは1972年の開業で、延床面積は約4万5300平方メートルとなっており、阪急阪神ホールディングス傘下の阪急阪神ビルマネジメントが運営している。

 千里中央地区がある北摂地域では、三井不動産が「EXPOCITYららぽーと」(店舗面積約7万1000平方メートル)を核とする大型複合施設を2015年に開業。また、読売新聞大阪本社などが千里中央駅前に共同開発した「SENRITOよみうり」では17年4月、イオンモールが運営する「イオンSENRITO専門館」(総賃貸面積約9100平方メートル)が開業した。

 

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