【ストライプ】ソフトバンクと共同でファッションEコマースサイト開設

2018/02/20 13:00
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 衣料品SPA(製造小売り)ブランドの「アース ミュージック&エコロジー」などを展開するストライプインターナショナルは2月15日、ソフトバンクと共同でファッションEコマースサイト「STRIPE DEPARTMENT(ストライプデパートメント)」を開設した。

 

 ストライプが77.8%、ソフトバンクが22.2%を出資する合弁会社、ストライプデパートメント(東京都中央区)が運営する。オンラインで百貨店と同じような買い物体験を提供することをコンセプトに、約600のブランド、6万点以上の商品を揃えた。
 試着ができないというEコマースの弱点を補うために、一度に3着までの商品を取り寄せ、気に入ったものだけを購入できる「試着サービス」を実施、購入しない商品は送料無料で返品できる。

 

 また、客の好みに合う商品をスタイリストが提案するサービス「パーソナルスタイリング」も行う。自分のサイズや好み、購読している雑誌、予算などの情報を入力後、スタイリストにチャットで細かい希望などを伝えるとお勧めの商品とコメントがメールで届く。1回につき1000円の利用料がかかるが、お勧めの商品を1点でも購入すると、購入金額から1000円割引されるので実質無料となる。

 

 また、「IBM Watson」を活用したAI(人工知能)チャットボットが、24時間いつでも質問に答える機能も用意した。利用回数が増えると顧客情報や購買履歴から客の好みを学習し、よりパーソナルな接客を行う。

 

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