【アウトドア市場】16年は4274億円、キャンプ・ハイキングなどが過半

2017/10/20 12:30
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 2016年の国内アウトドア市場の規模は販売額ベースで4274億3000万円だった。矢野経済研究所が初めて集計した。従来から調査してきた用品市場に加えて、アウトドア関連施設、サービスを含めた。

 

 分野別ではキャンプ、ハイキング、釣り、野外フェスティバルなどの「ライトアウトドア」が54.3%と全体の過半を占めた。キャンプや野外フェスは近年、参加人口が増加、キャンプ場の整備などで若年層からファミリー、シニア層まで幅広い世代で関心が高まっている。

 

 分野別で2番目に大きいのは、アウトドアブランドのウエアやザック、シューズなどの「ライフスタイル」で18.5%。デザイン性の高いテーブルや椅子、小物類などキャンプ用品を家具として日常生活に取り入れる生活スタイルが広がりつつある。

 

 そのほか、登山が17.2%、トレイルランニング、スポーツクライミングなど「アウトドアスポーツ」は9.9%を占めた。

 

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