ビックカメラとイケアがアプリ配信、家電・家具をARで表示

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 自分の部屋やオフィスなどに家電や家具を表示して、大きさや色合いなどをスマートフォン(スマホ)の画面で確かめる。拡張現実(AR)を活用したそうしたスマホ向けアプリの配信をビックカメラとイケア・ジャパンが始めた。

 ビックカメラはインターネット通販サイト「ビックカメラ・ドットコム」で、ヒナタデザイン(東京都千代田区)が開発したARアプリを使った実証実験を10月16日に始めた。通販サイトに掲載された商品のQRコードを読み取ると、スマホのカメラで写した室内映像に商品画像を重ねて表示できる。商品が実物大で表示されるので、置きたい場所に商品が収まるかどうかも確かめられる。

 イケアも同日、ARアプリ「IKEA Place」の配信を開始。ソファやイス、コーヒーテーブル、収納家具など2000点以上の商品をARで表示できるようにした。商品は立体画像で表示、布地の質感や家具に当たる光の具合なども見ることができる。

 ビックカメラが配信するアプリはアンドロイドおよびiOS、イケアのアプリはiOSのみの対応となっている。

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