イズミが発表した2017年3?5月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前年同期比4.1%増の1787億円、営業利益が4.1%減の74億円と増収減益だった。
4月に大型複合商業施設「LECT(レクト)」(広島市)、5月に「ゆめタウン江津」(島根県江津市)を開業した効果などで売上げは伸びたが、新規出店費用が利益を圧迫した。昨年4月の熊本地震の影響で閉鎖した店舗の営業再開費用もかさみ、販売管理費率が悪化した。
一方、前期に計上した災害関連の特別損失や減損損失が減少したことで、純利益は19.7%増の47億円となった。
18年2月期通期の連結業績予想は従来と変わらず、営業収益が6.5%増の7481億円、営業利益が9.3%増の390億円を見込む。