【イオンモール】神戸市の卸市場跡地に「食」特化のSC、6月30日開業
イオンモールは神戸市中央卸売市場西側跡地に開発中のショッピングセンター(SC)「イオンモール神戸南」を6月30日にオープンする。第1期として、核店舗である総合スーパー「イオンスタイル」を含む1階北側の「マルシェゾーン」を先行開業し、9月中旬には約140店舗のテナントで構成されるSCが全面開業する。
同SCは市中心部につながる神戸市営地下鉄・中央市場前駅と直結しており、駅反対側には2009年に新設された中央卸売市場がある。こうした立地特性を生かし、食品の物販や飲食など、「食」の専門店約40店舗を集結させる。
マルシェゾーンはイオンスタイルの周囲に生鮮専門店や総菜店など7店舗を配置。約200席の店内飲食スペースを設け、買った商品をすぐに食べられるようにする。イオンスタイルでは、中央卸売市場から仕入れた地場の鮮魚や当日入荷の野菜・果物などを販売。新鮮さをアピールする。
同SCは地上3階建てで延床面積は約8万4000平方メートル、総賃貸面積は約3万9000平方メートル。準核店舗としては、大型家電店や大型スポーツ店、大型書店などが出店する。