【米アマゾン】食品・日用品の受け取り拠点を開設、まずは従業員限定で

2017/03/31 17:00
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 米アマゾン・ドットコムは従業員向けの実験施設として、生鮮を含む食品と日用品の受け取り拠点「AmazonFresh Pickup(アマゾンフレッシュピックアップ)」をシアトル市内の2ヵ所に開設した。年会費99ドル(月払いは10.99ドル)のプライム会員向けのサービスとして一般向けにも開放する予定だが、その時期は明らかにしていない。

 

 スマートフォン(スマホ)などを使ってインターネット経由で注文した商品を最短15分で受け取ることができる。商品は袋詰めして、従業員が車まで運んでくれるドライブスルー型の受け取り拠点だ。注文金額に関わらず手数料は無料。食品配送サービス「アマゾンフレッシュ」の場合は、月額15ドルの利用料と、40ドル未満の注文の場合は10ドルの配送料がかかる。

 

 アマゾンフレッシュピックアップはシアトル市内のソードー(SODO)地区とバラード(Ballard)地区にオープンした。生鮮商品やパン、乳製品、日用品など数千品目の商品を注文できる。

 

 アマゾンは2016年12月、同じく従業員限定の施設として、レジがなく、スマホアプリで自動精算できる小型食品店「Amazon Go」をシアトル市内で開設している。

 

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