【全国百貨店】11月の売上高は2.4%減、9ヵ月連続のマイナス

2016/12/22 00:00
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 日本百貨店協会が発表した全国百貨店の11月の売上高は、約5257億円で既存店ベースでは前年同月比2.4%の減少だった。前月の3.9%減に比べてマイナス幅は縮小したが、9ヵ月連続で前年実績を下回った。

 

 前年に比べて休日が1日少なかった影響もあり、主要5品目が4ヵ月連続で揃って前年割れとなった。主力の衣料品は2.4%の減少。身のまわり品は化粧品が5.1%増とプラスを維持したものの、美術・宝飾・貴金属(9.7%減)などの落ち込みをカバーできなかった。食料品は0.6%減と比較的堅調だった。

 

 大手百貨店では、髙島屋が0.9%増で唯一のプラス。そのほかは、三越伊勢丹が2.3%減、大丸松坂屋百貨店が4.4%減、そごう・西武が4.8%減、阪急阪神百貨店が1.4%減といずれもマイナスだった。

 

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