DCMホールディングス(HD)の2023年2月期上半期(3月~8月)の決算は、売上高が2352億円、営業利益は189億円となった。
DCMHDは今期から「収益認識に関する会計基準」を適用しているため、前期業績に同会計基準を適用すると。売上高は4.5%増、営業利益は4.0%減の増収減益となる。しかし、業績には3月24日付けで子会社化した、家電ECサイトのエクスプライス社の売上高152億円が含まれており、これを除くと実質的には減収となった模様だ。
既存店ベースで客単価は4.2%増となったが、客足が伸び悩み7.2%減となったことから、売上高は3.3%減だった。業態別ではPROショップの「ホダカ」は既存店ベースで7.5%増、全店では11.3%増と好調だった。
通期では、期首始めの予想を据え置き、売上高4880億円(前年同期比11.5%増)、営業利益310億円(同1.1%増)、経常利益307億円(同1.3%増)、当期純利益190億円(1.0%増)を見込んでいる(エクスプライス社の業績含む)。