【全国百貨店】 3月は2.9%減で2ヵ月ぶりのマイナス

2016/04/22 00:00
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 日本百貨店協会が発表した全国百貨店の3月の売上高は、既存店ベースで前年同月比2.9%の減少となり、2ヵ月ぶりに前年実績を下回った。

 

 全国的に中旬以降、気温の低い日があったことから春物衣料の動きが鈍く、主力の衣料品が6.7%減と低迷した。衣料品のマイナスは5ヵ月連続。

 

 また、円高や株価低迷など消費マインドが冷え込んだ影響からか、高額品の美術・宝飾・貴金属が4.3%減と2ヵ月ぶりのマイナス。食料品も生鮮食品の低迷で0.4%減と4ヵ月ぶりのマイナスだった。

 

 主要10都市では8ヵ月連続のプラスとなった京都(2.1%増)を除き、すべてがマイナス。東京も1.1%減と12ヵ月ぶりの前年割れだった。

 

 なお、訪日外国人向けの免税売上げは13.2%増の約157億円で38ヵ月連続のプラスだった。

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