【西友】 フードバンクへの食品寄付を関東全店で実施、16年中に

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 西友はフードバンク活動への食品寄付を実施する店舗を2016年中に関東の全約130店舗に広げる。

 賞味期限・消費期限の到来前で社内規定に基づき店頭から撤去した食品を、フードバンク活動を行うセカンドハーベスト・ジャパン(東京都台東区)を通じて、福祉施設などに寄付する。

 西友では2009年に東京近郊の3店舗で食品寄付活動を開始、実施店舗は今年7月中に100店舗を超える。将来的には関東以外を含む全店舗に広げる計画。食品の寄付を通じて社会貢献に取り組むと共に、食品廃棄物の削減につなげる。

 フードバンク活動とは、賞味期限内であるにも関わらず、包装の不具合や賞味期限が迫っているなどの理由で市場流通できない食品を福祉施設や貧困者に配分するもので、1960年代に米国で始まった。

 西友では今年3月からJA甘楽富岡(群馬県富岡市)と組んで、規格外の野菜をフードバンクに寄付する活動も始めている。

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