【消費者物価】 3月は2.2%の上昇、食料が4.2%の高い伸び

2015/05/07 00:00
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 総務省が発表した3月の全国消費者物価指数(2010年=100)は、変動が大きい生鮮食品を除く総合が103.0となり、前年同月比2.2%の上昇だった。物価の上昇は22ヵ月連続。

 

 10大費目別では食料が4.2%と最も伸びが大きかった。生鮮食品が6.3%上昇したほか、生鮮食品を除く食料も外食の値上げなどで3.8%上がった。光熱・水道(3.6%)や被服及び履物(3.7%)、宿泊料を含む教養娯楽(3.8%)も伸び率が高かった。

 

 同時に発表した14年度(14年4月~15年3月)平均の消費者物価指数は生鮮食品を除く総合で103.2と、前年度比2.8%の上昇だった。

 

 主な品目では肉類が8.6%上昇、電気代とガス代もそれぞれ7.6%、5.9%上がった。円安進行で輸入ブランド品などが値上がりし、身のまわり用品も7.0%の上昇となった。

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