【二木ゴルフ】 POS端末にウイルス対策ソフト導入、全国56店舗で
ゴルフ用品専門店の二木ゴルフ(東京都)は、不正プログラムによるPOS端末からの情報漏えいなどを防ぐため全国56店舗でウイルス対策ソフトを導入する。同社は各店舗に平均2台のPOS端末を設置しているが、3月末までに導入を完了する予定。
トレンドマイクロのウイルス対策ソフトを採用した。最近ではマルウェアと呼ばれる不正プログラムの攻撃によってPOSシステムからクレジットカードなどの個人情報が漏えいする事例が増えている。トレンドマイクロによれば、マルウェアが検出されたPOSは2014年に世界で467台あり、前年の21倍に急増した。
米国では14年9月、ホームセンター最大手のホーム・デポで5600万枚のカード情報が流出するなどの例があった。スーパーマーケット大手のスーパーバリュなども被害にあっている。