イズミ、1.3%の営業増益に転じる、14年3~11月期
イズミ(広島市)が発表した2014年3~11月期の連結業績は、営業利益が前年同期比1.3%増の205億円だった。3~8月期は新規出店に伴う人件費増や既存店改装投資などで販管費が膨らみ5.9%の営業減益だったが、売上げが堅調に推移し、増益ペースに転じた。
イズミ単体での既存店売上高は直営で1.4%増、テナントを含めると2.0%増だった。期間中に旗艦店の「ゆめタウン広島」(同)で大規模なリニューアルを行ったほか、「ゆめマート松橋」(熊本県宇城市)など九州で3店舗を新設、連結ベースでの売上高に当たる営業収益は4.5%増の4231億円となった。
15年2月期通期の連結業績は、営業収益が前期比4.2%増の5800億円、営業利益が6.9%増の311億円と従来予想を据え置いた。