【しまむら】 3~11月期の営業利益は9.2%減、やや持ち直す

2015/01/06 00:00
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 カジュアル衣料大手のしまむらが発表した2014年3~11月期の連結業績は、売上高が前年同期比2.0%増の3838億円、営業利益が9.2%減の298億円と増収減益だった。夏場の天候不順で衣料品販売が落ち込み、3~8月期の営業利益は13.1%減だったが、9~11月は主力の「ファッションセンターしまむら」業態の既存店売上高が2.1%増となるなどやや持ち直した。ただ、若者向け業態「アベイル」は9~11月も既存店が5.7%の減収と苦戦が続いた。

 円安による原価上昇があり、粗利益率が0.5ポイント低下して32.3%となる一方で、人件費や広告宣伝費を中心に販売管理費が3.8%増と売上高を上回るペースで伸びたことが減益につながった。

 同社は14年9月に通期連結業績の予想を下方修正しており、15年2月期の連結業績は売上高が5.2%増の5280億円、営業利益は9.2%増の457億円を見込んでいる。

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