イズミ(広島市)が発表した2014年3~8月期の連結業績は、営業利益が前年同期比5.9%減の137億円だった。前期後半に9店舗を新設したことに伴う新規採用やパートの待遇改善などで人件費が増加、既存店活性化費用などもかさみ販管費率が0.5ポイント上昇し、減益となった。ただ、期初予想の136億円を若干上回った。
イズミ本体の既存店売上高は1.9%増と堅調に推移、会社全体の売上高に当たる営業収益は4.0%増の2834億円となり、期初予想から20億円上振れした。
上半期は「ゆめマート松橋」(熊本県)など九州で3店舗を新設したが、下半期は8店舗を出店(うち3店舗はブランド品販売のエクセル単独店舗)、15年2月期通期の営業収益は4.2%増の5800億円、営業利益は6.9%増の311億円と増収増益を見込む。