【しまむら】 通期業績予想を下方修正、夏場の異常気象が響く
カジュアル衣料専門店大手のしまむらは9月29日、2015年2月期の連結業績予想を下方修正した。売上高は前期比5.2%増の5280億円、営業利益は9.2%増の457億円となる見通し。期初予想では売上高5400億円、営業利益507億円を見込んでいた。
夏場の異常気象で衣料品販売が落ち込んだのが要因。主力のファッションセンターしまむら業態は3~5月期の既存店売上高は前年同期比3.0%のプラスだったものの、6~8月期は4.4%のマイナスに落ち込み、3~8月の累計では0.9%のマイナスだった。また、若者向けカジュアル業態のアベイルが3~8月累計で既存店が9.6%の減収となったことも、連結業績を押し下げた。
同日発表した14年3~8月期の連結業績は、売上高が前年同期比1.0%増の2535億円、営業利益が13.1%減の191億円だった。