【全国スーパー】 6月の既存店売上高は2.8%減、3ヵ月連続のマイナス
日本チェーンストア協会が発表した全国スーパー(加盟60社)の6月の売上高は、既存店ベースで2.8%減と3ヵ月連続でのマイナスとなった。
主力の食品は相場高の影響もあって畜産品(5.1%増)が好調だったほか、農産品(1.2%増)、総菜(2.6%増)が堅調だったが、加工食品などその他食品(2.8%減)が足を引っ張り、全体としては0.7%の微減だった。
気温の上昇の遅れから夏物が伸び悩んだ衣料品は9.3%減、住関連商品も5.0%減と不調だった。
一方、同協会がまとめた全国スーパーの今年上半期(1~6月)の売上高は、既存店ベースで前年同期比横ばいだった。
上半期の既存店売上高がマイナスから脱したのは、1996年(0.6%増)以来、18年ぶりのこととなる。