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【DCM】傘下のダイキで小島氏が社長就任、西友出身

 ホームセンター最大手DCMホールディングスは4月9日、傘下のダイキ(松山市)の新社長に同社取締役の小島正之氏(59歳)が5月26日付で就任すると発表した。現社長の高橋宰氏(65歳)は顧問に退き、兼務していたDCMの取締役も退任する。

 小島氏は武蔵野美術大学卒業後、1979年西友に入社、寝装インテリア部長、家庭雑貨担当ディレクターなどを経て2005年に退社、新潟県の山下家具の代表取締役やミスターマックスの商品本部住生活部長を務めた後、13年4月に経営コンサルタントとして独立、今年4月1日付でダイキの取締役に就任した。

 現社長の高橋氏は野村証券取締役、野村不動産副社長を経て12年4月にダイキの社長に就任しており、2代続けて外部出身者が社長に就くことになる。

 なお、DCMが同日発表した14年2月期の連結業績は売上高に当たる営業収益が前期比横ばいの4341億円、営業利益が12.4%減の166億円だった。傘下のカーマ(愛知県刈谷市)、ホーマック(札幌市)、ダイキのいずれも減益に終わった。15年2月期は営業収益が2.3%増の4441億円、営業利益が4.9%増の175億円と増収増益を見込む。