Jフロントリテイリングは８月26日、傘下の大丸松坂屋百貨店が運営する松坂屋上野店（東京都台東区）の南館を建て替え、商業施設とオフィスビルを一体化した高層複合ビルにすると発表した。
南館は来年３月で営業を終了、現在の地下３階地上７階建てから地下２階地上２３階建ての高層ビル（高さ約120メートル）に生まれ変わり、2017年秋にオープンする。
建て替えによって延べ床面積は現在の約1.8倍の４万2000平方メートルに増える。地下1階は大丸松坂屋百貨店が食品売り場として運営、地上１～６階には昨年、Jフロントの子会社となったパルコが入居、地上７～10階は複合映画館のTOHOシネマズ、地上12～22階はオフィスが入る。総事業費は約200億円。