エイチ・ツー・オーリテイリングは5月29日、傘下の阪急阪神百貨店のインターネット通販サイト「阪急・阪神オンラインショッピング」に外部からの不正アクセスがあり、会員情報が閲覧されたと発表した。
閲覧された会員情報は最大で2382件で、氏名、住所、電話番号、生年月日などが含まれる。また、このうち1360件については、クレジットカード番号も含まれていた。同社によると発表時点でクレジットカードの不正利用など金銭的な被害は確認されていない。
5月13日に通販サイトに大量のアクセスエラーが発生したことから、調査したところ発覚したという。
大手百貨店では三越伊勢丹ホールディングスでも5月25日、通販サイトへの不正アクセスにより最大で8289件の個人情報が漏えいした可能性があると発表している。