イオン九州は3月22日、2013年2月期の連結営業利益が前期比14.4%減の26億円になったと発表した。期初の予想では15.2%増の35億円を見込んでいたものの、一転して減益となった。
第3四半期累計期間(12年3~11月)までは営業利益は計画通りに推移していたが、第4四半期に入って前期の大型セールの反動や天候不順の影響で衣料品や住居余暇商品を中心に既存店売上げが想定以上に落ち込んだのが要因。
既存店売上高は昨年12月が前年同月比8.3%減、今年1月が2.1%減、2月が8.6%減で、通期では3.2%減だった。
この結果、売上高に当たる営業収益は期初予想から70億円減の2520億円(前期比1.1%増)、純利益は同じく6億4000万円減の6億6000万円(7.3%減)となった。