アパレル大手のワールドは、衣料・雑貨専門店「シューラルー」のフランチャイズ(FC)展開において、ライフコーポレーション(大阪市)およびイズミ(広島市)と加盟店契約を結んだ。ライフとイズミは今年春から夏にかけてをめどにFC店の出店を始める。
「シューラルー」は30代の女性とその子供をターゲットとしたカジュアル衣料とファッション雑貨のブランド。ジャケットが5990円、スカートが2990円など割安な価格が売り物だ。ワールドはショッピングセンターなどに直営店約170店を出店しているが、昨年3月からFC事業を開始した。
これまで総合スーパーの天満屋ストア(岡山市)やホームセンターのヤスサキ(福井市)など地域密着型の小売業と契約を結び、FC店9店舗を出店している。
売上高5000億円を超えるライフ、イズミといった業界大手クラスとのFC契約は今回が初めてとなる。
ワールドでは2013年度中にFC店を50店舗程度まで増やしたい考えだ。