【しまむら】都市部出店など奏効し2ケタの営業増益、3~8月期
衣料品専門店大手のしまむらが発表した2012年3~8月期の連結業績は、売上高が前年同期比7.8%増の2414億円、営業利益が11.2%増の215億円だった。
売上高の8割を占める「ファッションセンターしまむら」では24店舗の新規出店のうち18店舗を東京・神奈川・大阪などの都市部に集中、都市部への出店を引き続き強化した。既存店も3.0%の増収と好調で、プライベートブランド商品の販売額が伸びたこともあって、2ケタの営業増益に結びついた。
売上高の1割を占める若者向けカジュアル衣料「アベイル」は既存店が6.8%増収とさらに好調に推移。5店舗を新設して、店舗数は265店舗に増えた。
13年2月期通期の業績は従来予想のままで、売上高は5.1%増の4900億円、営業利益は5.6%増の464億円と共に過去最高を見込んでいる。