機能性肌着の商戦本格化、ユニクロは1億3000万枚、イオンは3500万枚目標

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 機能性肌着の商戦がいよいよ本番を迎える。ファーストリテイリングは国内外のユニクロ事業におけるこの秋冬シーズンの「ヒートテック」の販売目標を昨シーズンに比べて30%多い1億3000万枚とする。9月26日に開いた東レとの共同記者会見で明らかにした。

 色柄数を2倍以上に増やしたほか、男性用・子供用では余分な湿気を吸収し、外に放出する「吸放湿」機能を新たに加えた。一部の定番タイプの価格を引き下げるなどして大手スーパーなどに対抗する。

 一方、イオンは機能性素材を使った「トップバリュ ヒートファクト」を布団などの寝具や室内用品にも拡大、衣類と合わせて計1210品目を10月1日から発売する。ヒートファクト全体で前年実績より20%多い3500万枚の販売を目標に掲げる。

 一足早く9月25日から機能性肌着「エコヒート」の販売を始めた西友は、全59品目を投入。今年の新商品以外は昨年より価格を約20%引き下げ、2011年に前年比4倍に伸びた売上げをさらに拡大することを目指す。

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