イズミ、ゆめタウン徳島の開業効果などで増収増益、3~5月期
イズミが発表した2012年3~5月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前年同期比3.4%増の1280億円、営業利益が7.9%増の63億円と増収増益だった。
テナント160店舗、総店舗面積約4万平方メートルの大型店「ゆめタウン徳島」(徳島県藍住町)を昨年11月に開業した効果で売上高や賃料収入が伸びた一方で、宣伝広告費などを削減し、販売管理費はほぼ前年並みにとどめた。
既存店売上高は直営部分が2.6%減、テナントが1.9%増で、トータルでは0.8%のマイナスだった。商品分野別では衣料品が2.0%減、住居関連が3.5%減、食品が2.6%減だった。
通期の業績予想は変えておらず、13年2月期は営業収益5360億円(3.9%増)、営業利益280億円(15.4%増)を見込む。