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【大丸東京店】1.4倍に増床して10月に全面開業、弁当売り場は“日本一”

 J.フロントリテイリング傘下の大丸松坂屋百貨店は大丸東京店の第2期工事部分を8月以降に順次オープン、すでに営業中の第1期部分と合わせて10月5日に全面開業する。

 東京駅の駅ナカ百貨店として旧店舗から移転して2007年11月にオープンした第1期部分の店舗面積は3万4000平方メートル。これに第2期分の1万2000平方メートルを加え、店舗面積は1.4倍の4万6000平方メートルとなる。

 8月22日に増床部の地下1階をオープン、その後、地上12階までを順次オープンしていく。第2期部分の投資額は約50億円、12年度は大丸東京店全体で560億円、12年9月~13年8月の1年間では640億円の売上高を見込む。

 駅ナカ立地に合わせて「ギフト」「トラベル」「おみやげ」に関連する品揃えを強化。地下1階の弁当売り場は面積を1.5倍に拡大、寿司、総菜、仕出しなどの有名店23店舗が長さ60メートルの通路に沿って軒を連ねる自称“日本一”の弁当売り場を実現する。

 また、8~10階には東急ハンズ(2500平方メートル)、11階には石井スポーツ(800平方メートル)がテナントとして出店する。