西友は賞味期限や消費期限が切れる前に自主廃棄している食品をNPO(特定非営利活動法人)を通じて生活困窮者などの施設に寄付することを決めた。6月から関東の37店舗で実施、2016年までには関東全域の150店舗余りに拡大する。
各店舗から回収した期限切れ前の食品を西友の物流センターに集めて、NPOのセカンドハーベスト・ジャパン(東京都台東区)に引き渡す。寄付施設への移送はセカンドハーベストが担当する。
西友は過去3年にわたって関東近郊の数店舗で実験的に食品の寄付を行ってきたが、作業工程のノウハウが蓄積されてきたことなどから活動範囲を広げることにした。