【ユニー】首都圏でミニスーパー「miniピアゴ」、5年で600億円
ユニーは子会社サークルKサンクスとの合弁会社、99イチバ(愛知県稲沢市)を完全子会社化し、同社を通じて首都圏で店舗面積50坪(165平方メートル)前後のミニスーパーの展開を始める。
99イチバは首都圏での生鮮コンビニの展開を目的に2006年1月に設立。サークルKサンクスが80.1%を出資し、同社の連結子会社となっているが、 3月1日付けでユニーの100%子会社とする。99イチバは「みんなのイチバ」の店名で約60店舗を運営しているが、営業赤字が続き、債務超過に陥ってい る。
ユニーは増資によって債務超過を解消したうえで、店名を「miniピアゴ(仮称)」に切り替え、同社のスーパーマーケット運営ノウハウをつぎ込んで、都 市型ミニスーパーとして首都圏のマーケットを開拓していく。5年間で300店舗、売上高600億円を目標とし、中核事業の一つに育てたい考え。