不正アクセスによりカード情報が流出、ユニー、イズミヤなど7社
インターネットで注文を受けた商品を宅配するネットスーパーのシステム運営会社であるネオビート(大阪市)は8月4日、同社のウェブサイトが不正アクセスを受け、同社のほかサイトの運営を委託されているスーパー7社の顧客のクレジットカード情報約1万2000件が流出したと発表した。
流出した顧客情報の件数は、ユニー(愛知県稲沢市)が6272件、イズミヤ(大阪市)が4720件、大近(大阪市)が395件、マルエツ(東京都)が237件、琉球ジャスコ(沖縄県南風原町)が187件、不二商事(大阪府寝屋川市)が179件、フジ(松山市)が125件。
ネオビートによれば、7月24日夕方から26日未明にかけて同社が運営するウェブサイトが日本国内および中国のサーバーから不正アクセスを受け、データベース上のクレジットカード情報が盗まれた。
各社は7月末でネットスーパーのサイトを閉鎖しているが、万全なセキュリティ対策が確立されるまで再開は難しそうだ。