【イオン九州】経費削減で営業黒字に転換、3~8月期
イオン九州は9月12日、2011年3~8月期の営業利益が1億5000万円の黒字になるとの見通しを発表した。前年同期は1億4100万円の赤字だった。経費削減が進んだことから営業利益の見通しを従来予想より5000万円引き上げた。
ただ、東日本大震災の影響による消費マインドの冷え込みや円高進行による景気の先行き不透明感などから売上高は伸び悩んでおり、営業収益(売上高と不動産収入などの合計)は従来予想より46億円少ない1227億円(前年同期比1.8%減)となりそうだ。3~7月累計の既存店売上高は1.3%のマイナスとなっている。
なお、12年2月期通期の業績については、営業収益2578億円(前期比1.2%増)、営業利益33億円(11.2%増)の従来予想を据え置いた。