首都圏が地盤の食品スーパー大手、サミット(東京・杉並区)は基幹システムを数十年ぶりに全面刷新した。ソフトウェア大手SAPのERP(統合基幹業務システム)を使ってシステムの統合を行い、情報を一元管理できるようにした。
従来は「生鮮」「グローサリー(加工食品)」「ファッション」の3つに分かれていた商品系システムを統合、商品の仕入れ・在庫などが一元的に管理できるようになった。
また、インターネット経由で取引先が新商品を登録したり、サミットと取引先が販売計画などの情報を共有化したりできる「取引先Web商談システム」や売り場の陳列棚上の商品レイアウトを取引先が設計できる「新棚割りシステム」なども新たに導入した。