【ドン・キホーテ】営業益20%増の253億円で過去最高、11年6月期
ディスカウントストア大手のドン・キホーテが発表した2011年6月期の連結業績は売上高が前期比4.1%増の5076億円、営業利益が20.3%増の253億円で売上高、営業利益とも過去最高を更新した。
売上高が5000億円の大台を突破したのは初めて。期間中に関東を中心に14店舗を新設、一方で、会員制ホールセールクラブの実験店として昨年9月にオープンしたばかりの「WR岸和田店」(大阪府)やハワイのカイルア店など7店舗を閉鎖、期末店舗数は228店舗となった。
既存店売上高は3.4%増と好調で、営業利益の大幅増につながった。客単価は0.3%の微増だったが、客数が3.1%伸びた。
商品別では家電製品が全店ベース8.5%増、日用雑貨が8.7%増、スポーツ・レジャー用品が10.2%増と好調だったが、時計・ファッション用品は0.4%のマイナスと落ち込んだ。
12年6月期については売上高5289億円(4.2%増)、営業利益270億円(6.6%増)を見込んでいる。