【ゼビオ】ゴルフパートナー連結効果で増収増益に

2010/05/10 13:05
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 スポーツ用品専門店大手のゼビオが発表した2010年3月期の連結業績は、09年4月に中古ゴルフ用品販売のゴルフパートナーを完全子会社化した効果で、売上高は6.2%増の1636億円、営業利益は1.6%増の109億円、純利益は4.1%増の63億円と増収増益だった。

 

 ゼビオ単体では売上高1172億円(0.2%減)、営業利益86億円(2.9%減)の減収減益で、既存店ベースでも4.6%の減収。また、連結子会社のヴィクトリアも売上高305億円(2.1%減)、営業利益14億円(18.5%減)の減収減益と振るわなかった。

 

 商品部門別ではゴルフパートナーの連結効果でゴルフ用品・用具の売上高が25.7%増と大きく伸び、430億円となった。アスレチックスポーツ部門も4.0%増の488億円と伸びた。

 

 店舗についてはスーパースポーツゼビオ9店、ゴルフパートナー24店など38店舗を出店(21店舗を閉鎖)、期末店舗数はグループ全体で303店舗(ゴルフパートナーのフランチャイズ加盟167店舗を除く)となった。

 

 11年3月期の業績は、売上高1702億円(4.0%増)、営業利益117億円(7.2%増)、純利益46億円(26.1%減)を見込む。

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