ローソンと佐川急便は3月29日から、不在再配達荷物の店舗受け取りサービスの実験を山口県内の101店舗で始める。再配達に伴う配達トラックの台数を減らし、CO2の削減につなげる。山口県での実験は2023年2月末まで続ける予定。
実験では、佐川急便の配達員が投函する不在票に、不在再配達荷物の「ローソン店舗受け取り」の選択項目を追加する。不在票を受け取った人がローソン店舗受け取りを選択すると、対象の荷物は佐川急便の営業所から店舗に配達され、店舗で荷物を受け取ることができる。
両社はこれまで、栃木県内の24店舗、山梨県内の54店舗、長崎県五島市の5店舗、島根県の108店舗で同様の実験を行っている。栃木県では0.2トン、山梨県では0.18トン、長崎県では0.01トン、島根県では0.09トンのCO2削減につながったという。