【DCM】2月期は売上高1.6%増、営業利益11.0%増
DCMホールディングスの2016年2月期決算は、売上高は前年同期比1.6%増の4377億円、営業利益は11.0%増の184億円と増収増益となった。
3月に前年度の消費税増税前の駆け込み需要の影響で、日用消耗品を中心に販売が大きく落ち込んだことや、暖冬による天候不順による影響などから季節商品が低迷したことから、既存店売上高は5.2%減とマイナスだった。
一方、グループ全体で、新規出店は30店(退店15店)を実施したことと、2015年7月1日付けでサンワドー(同日付けにてDCMサンワに商号変更)を完全子会社化したことが売上増に繋がった。
また、DCMブランド商品が、チラシ掲載やテレビCMなど販促強化に取り組んだ効果もあり、好調に推移した。粗利率は3.1.4%と前年度実績から0.8ポイント改善した。
17年2月期は、売上高4472億円(2.2%増)、営業利益193億円(4.6%増)、経常利益184億円(5.2%増)、当期利益109億円(3.3%増)を見込んでいる。