DCMホールディングスの2015年2月期決算(連結)は、売上高に相当する営業収益が4307億円(前年同期比0.8%減)、営業利益が166億円(0.4%減)となり、減収減益となった。
消費税増税後の反動が、予想以上だったことや、夏場の天候不順による影響などから季節商品の販売が低迷した。また1月から2月にかけては、前年度の消費税増税前の駆け込み需要による影響から調理家電や物置など高額品の販売が苦戦した。
グループ全体で、23店を出店、5店舗を退店した。カーマが、ホームエキスポを子会社化して6店、ホーマックが、フジタ産業から3店を譲受したことにより、期末店舗数は559店(カーマ149店、ダイキ161店、ホーマック249店)となった。
2016年2月期は 新規出店33店舗、退店は8店舗を計画しており、通期の業績予想は営業収益4391億円(1.9%増)、営業利益180億円(8.3%増)、経常利益177億円(8.9%増)、当期利益102億円(13.2%増)を見込んでいる。ただし、7月のサンワドーの完全子会社化により、営業収益は200億円ほど上振れしそうだ。