コーナン商事、安全検査記録不備の電気用品の自主回収始める

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 コーナン商事は、4月の新聞報道から露見した、同社が輸入販売していた電気用品の安全検査の記録がなかった問題に対して、5月20日から自主回収を始めた。

 2002年4月~14年4月に主に中国から輸入・販売したPB商品の調理家電、冷蔵庫、掃除機、扇風機や照明器具、電動工具など約80品目。商品を回収した上で代金を返金する。新聞報道などによると、販売個数は約1000万個で販売額は約250億円となる。

 自主回収に伴う損失引当金として、前期に74億円を特別損失に計上している。また、疋田直太郎社長の月額報酬を30%6ヵ月減額するなど、役員報酬の減額と、今期の役員賞与全額返上を決めている。

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