コーナン商事、通期業績を下方修正。売上高微増も収益減に

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 コーナン商事は、2014年2月期の通期業績予想を下方修正すると発表した。

 売上高は、期首予想から60億円下振れする2730億円になるとした。これにより、売上高は前期から約12億円増の微増に留まる。営業利益は約35億円下振れの128億円、経常利益は33億円下振れの110億円、当期純利益は約16億円下振れの60億円。期首予想では増益を見込んでいたが、営業利益は前期比で21.2%減、経常利益は23.1%減、当期純利益は21.0%減と、一転して減益となりそうだ。

 第2四半期の売上高は、前期比で0.6%減の1402億円となった。商品部門別では、資材・建材関連、リフォーム、履物・衣料、食品等は堅調だったが、家電、インテリア、文具・事務用品が低調だった。円安進行による仕入原価の上昇に伴い、売上総利益率が36.0%と前期から0.4ポイント低下したことと、販管費が前期比で4.2%増となったために、営業利益は27.4%減の72億円となった。

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