コーナン商事、第1四半期決算は売上高1.0%減
コーナン商事の第1四半期(3月~5月)の売上高は702億円となり、前年同期比で1.0%の減収となった。DIY用品などのハウスインプルーブメント部門は1.6%増だったが、ハウスキーピング部門が2.1%減、カー・レジャー部門が3.0%減と低調に推移したことが影響した。
粗利益率に相当する売上総利益率が、円安に伴う仕入原価の上昇等から36.2%と前年同期比で0.2ポイント低下したため、売上総利益は254億円(前年同期比1.6%減)となった。店舗数の増加に伴う人件費や減価償却費などの増加、新物流センターの稼働開始に伴う備品費の増加から、販売管理費が4.3%増の246億円となったため、営業利益は40億円となり、前年同期比24.9%減と減少した。
2014年2月期の通期は、売上高2790億円(2.6%増)、営業利益167億円(2.5%増)、経常利益145億円(1.4%増)、純利益78億円(2.6%増)を見込む。