コーナン商事の2013年2月期決算は、売上高は3.6%減の2718億円、営業利益は12.6%減と2ケタのマイナスとなり163億円となった。期中にホームセンター5店、プロショップ5店の合計10店舗の新規出店があったものの、既存店売上高が7.1%減と大幅に落ち込んだ。
売上総利益がPB商品の販売拡大から前期比で0.9ポイント改善し36.3%となったものの、額では売上高全体が伸び悩んだことで11億円強の減益となった。一方販売管理費が16億円強増加したことが、営業利益を押し下げた。
経常利益は143億円(10.8%減)、当期純利益は75億円(18.3%減)となった。
今期はホームセンター13店、プロショップ6店の新規出店を計画。売上高は2790億円(2.6%増)、営業利益167億4000万円(2.5%増)、経常利益145億円(1.4%増)、当期利益78億円(2.6%増)とい増収増益を見込む。