DCM、電子マネー機能付き共通会員サービス「マイボ」を導入

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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DCMキャッシュレス計画
マイボ導入は、サービス向上と業務効率の向上を目的とした取り組みの第1弾と位置付ける。

 DCMホールディングスは6月1日から、DCMグループの全店舗と通販サイトで利用でき、他の事業者も加盟できる共通会員サービス「マイボ」を導入した。

 DCMグループは、これまで事業会社ごとに個別の会員サービスを提供してきたが、これを機に会員サービスを統合する。

 「マイボ」には、ポイント(VOIPO)機能と、プリペイド型電子マネー(MEEMO)機能がある。顧客は、電子マネー機能一体型クレジットカード「DCMマイボカード」、クレジットカード機能がなく電子マネー機能を搭載する「マイボベーシックカード」、スマートフォンアプリケーション「マイボアプリ」・「DCMアプリ」の計4種類から選べる。

 DCMグループ店舗での利用では、クレジットカード払いでは最大5.0%、プリペイド払いや現金払いでは最大4.0%のポイントが貯まり、グループ以外でクレジットカード払い(「DCMマイボカード」が対象)を利用した場合も、0.5%相当のポイントが貯まる。

 貯まったポイントは、1ポイント=1円換算で、1ポイントからグループ店舗での支払いに使える。

 また、2020年以降、「iD」、「楽天Edy」、「WAON」、「nanaco」、「Suica」などの電子マネー、NFC(非接触)決済の「Visaのタッチ決済」・「Mastercardコンタクトレス」などに、順次対応する。

 なお、ホームセンターの独自の電子マネーでは、コーナン商事が「コーナン Pay」を、4月1日から全店に導入している。

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