「サツドラICHIBAは好調」(富山浩樹)
サツドラホールディングス(北海道)のグループ企業であるサッポロドラッグストアー(北海道)は、2018年12月に新しいタイプの店舗を出店した。
18年12月14日にJR「大宮」駅直結の駅ビル「ルミネ大宮店 ルミネ2」の増床部分にオープンしたのは「CREARE(クレアーレ)ルミネ大宮店」(埼玉県さいたま市)だ。「CREARE」はライフスタイル提案型とバラエティ型をミックスした新コンセプト店舗。駅や繁華街などの駅チカや街ナカを中心に、通勤・通学・ショッピングの際に立ち寄れるよう、1階には風邪薬や鎮痛薬、利便性の高い衛生用品・日用品、2階にサプリメントなど健康食品と化粧品を中心に、ヘアケア、入浴、安眠関連商品などを取り揃えた。
18年12月13日開業の「サツドラ東雁来11条店」(北海道札幌市東区)、18年12月20日開業の「サツドラ千歳店」(北海道千歳市)は、ドラッグストアと食品スーパーが融合した店舗だ。
青果、精肉、鮮魚、総菜の売場を「サツドラICHIBA」と名付け、各部門をコンセッショナリー(看板・店名を出さない専門店)が運営する。青果と鮮魚は北海道地盤の食品スーパーのホクノー、精肉は大三商事(福岡県)、総菜はむすんでひらいて(福岡県)が手掛ける。
サツドラホールディングスの富山浩樹社長は「精肉と総菜のコンセッショナリーさまは北海道初進出。『サツドラICHIBA』は大きな数字をつくっていて好調だ。初めての取り組みなので、オペレーション等含めて検証していきたい」と話している。(K)