ユーロ圏10月CPI改定値、前年比+4.1% エネルギー価格上昇

ロイター(ロイター・ジャパン)
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フランクフルトの街並み
11月17日、欧州連合(EU)統計局が発表した10月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)改定値は前月比0.8%、前年同月比4.1%上昇した。半分以上がエネルギー価格の上昇によるものだった。写真はフランクフルト。2016年1月撮影(2021年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[ブリュッセル 17日 ロイター] – 欧州連合(EU)統計局が17日発表した10月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)改定値は前月比0.8%、前年同月比4.1%上昇した。半分以上がエネルギー価格の上昇によるものだった。

いずれも速報値から改定はなかった。前年比の伸び率は欧州中央銀行(ECB)が目標とする2%の2倍以上となった。

前年比上昇率のうち、エネルギーの寄与度は2.21%ポイント、サービスが0.86ポイント、エネルギーを除く工業製品が0.55ポイント、食品・たばこ・アルコールが0.43ポイントだった。

エネルギーと食品を除いたコアCPIの伸び率は前月比0.3%、前年比では2.1%となった。

エネルギー・食品・アルコール・たばこ除いたベースでは前月比0.3%、前年比2.0%の上昇だった。

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